【プロフィール】 伊藤 望
1959年石川県金沢市生まれ
中学時代にトロンボーンを始め、吹奏楽の名門天理高校では数々の輝かしい実績を積み、真剣に音楽に取り組む。関西学院大在学中に秘かに憧れてたベースに転向、プロミュージシャンとしてスタートし、R&B,Jazzに強い刺激を受け、1985年N.Yへ移住。ファンク、ゴスペル、ジャズなどの演奏を続け、特に黒人ミュージシャンとの共演を通じ、良い音楽とは何か?という命題に対して理解を深める。一方、在米の大野俊三、増尾好秋、今井尚らとも共演、交流を深め多くの事を吸収する。1990年、Paul Rebham「Colors」、1993年、CalPayen 「In the Nood」、1996年、Takamagahara「TAKAMAGAHARA」などのCDに参加し、活動を広げ、
1995年より、自己のグループを結成し、ニティングファクトリーにおいて定期的にライブを行い、1998年には、マーヴィン.スウェル(G)、ラビ.ベスト(Tp),スタッフォード.ハンター(Tb)らを従え、リーダーアルバム「It's
FUNKITO」をリリースし、好評を得る。(日本では輸入盤としてディストリビュート)1999年に帰国し、自己のグループでのライブ、原朋直ファンクバンドへの参加のほか、幅広いジャンルでのサポート、レコーディング、楽曲提供、ゲーム音楽制作、音楽講師などの活動を行う。2006年、金沢に戻りG-yeah!レーベルを設立。スタジオも完備し、これから良い音楽の制作に向け、プロデュースも視野に入れている。
原 朋直
1966年神奈川県横須賀生まれ。
96年2月には初リーダー作『エビデンス・フォー・マイ・ミュージック』を発表。
97年、ワシントンDCケネディ・センターでの“さくらまつり”に出演。同年7月、ニューヨークで録音した第2作『ホット・レッド』[ジョン・ヒックス(p)、レジー・ワークマン(b)、ジミー・コブ(ds)]を発表。同時に、そのメンバーとのジャパン・ツアーも行い、各地で大好評となる。
98年2月、ジョン・ヒックス(p)とのデュオによる第3作『3つの扉』を発表。同年7月には、横浜で開催された“ジャズ・アット・リンカーン・センター”のエデュケーション・プログラムに、ウイントン・マルサリスと共に出演。その模様はNHKで放送される。
99年4月からは、フロントに大きくフィーチャーされて録音したNHK
BS 1の番組『BS 22』のオープニング・テーマ「T.」(中村幸代)がオンエアされ、話題となる。6月には、フランス・コルシカ島での“カルビ・ジャズ・フェスティバル”へ出演。
99年4月には、“原 朋直スペシャル・カルテット”[ピーター・ミケリッチ(p)、ポール・ギル(b)、ケニー・ワシントン(ds)]による全国ツアーとレコーディングを行い、2000年2月に第4作『レッツ』としてキングレコードより発売される。
2000年4月には、ケニー・ワシントンに代わり、ジミー・コブを迎えたスペシャル・カルテットでジャパン・ツアーを行い、全国各地で熱演を繰り広げる。同年12月には、佐渡
裕指揮による“シエナ・ウインド・オーケストラ”の全国ツアーにゲスト出演。アルチュニアンのトランペット協奏曲などを演奏し喝采を浴びる。
2001年に公開された北野 武監督作品『ブラザー』では、サウンド・トラックのレコーディングに参加し、オープニングとエンディング・テーマにフィーチャーされる。同年2月には、TBS系列全国放送のテレビ番組『情熱大陸』に出演。2000年の活躍ぶりが放送される。また、ニューヨークのニュースクールで開催された“ミルト・ヒントン追悼コンサート”にジョン・ファディス(tp)等と出演。4月には、オリン・エバンス(p)、ドゥエイン・バーノ(b)、ナシート・ウエイツ(ds)を従えた“原
朋直ニューヨーク・カルテット”で全国ツアーとレコーディングを行う。5月には、俊英トランペッター、ブライアン・リンチとレコーディング。6月には“原
朋直 with ホット・ファット・ブラス”を結成し、活動を開始。8月には“佐渡
裕ヤング・ピープルズ・コンサート”のツアーにゲスト出演。この模様は、10月6日に毎日放送でテレビ番組として放送される。9月2日にも、『マイルスに捧ぐ トランペッター原
朋直』(毎日放送)と題した番組が放送され、第5作目となる『ピノキオ』(Zoo'T)レコーディングの模様が紹介されている。12月には、クラシック界の一大イベント、“サントリー
1万人の第九コンサート”へゲスト出演。また、ブライアン・リンチとの共作が『ドゥ・ザット・メイク・ユー・マッド』(Zoo'T)として発売される。
2002年6月、アメリカでの“ロチェスター・ジャズ・フェスティバル”に出演。7月には、前年に引き続き、“佐渡
裕ヤング・ピープルズ・コンサート”へゲスト出演。また、7月下旬から8月にかけては、“原
朋直ニューヨーク・カルテット”[オリン・エバンス(p)、エリック・レヴィス(b)、ナシート・ウエイツ(ds)]によるツアーを敢行。各地で大好評となる。
96年4月から洗足学園で講師を務め、ジャズライフ誌では98年から2002年までトランペット講座を連載。2000年3月からはヤマハ銀座店でトランペット教室を開講するなど、後進への指導にも力を入れている。
情感に満ちた歌心あふれるあたたかい音色と、力強い爆発的な熱いフレーズを併せ持つジャズ・トランペッターである。
岡 淳(おか まこと)
1963年東京生まれ。
4歳の頃イラクはバグダッドにて、将来管楽器奏者となることを決意し、肺を鍛えるために水泳を始める。
また、彼の地において耳にし、幼い脳に刷り込まれたアラビア音階の響きは後に、アメリカのブルーノート音階
との相似という点でスパークし、ジャズに傾倒する遠因となった(かもしれない)。12歳よりフルートを小澤美枝子氏に
師事し、16歳よりテナー・サックスを独学で始める。一橋大学在学中より宮ノ上貴昭&スモーキン、池田芳夫カルテット
などで、ジャズシーンに頭角をあらわす。
1990年にバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。ボストンで2年過ごした後ニューヨークに移り、様々な演奏活動を
経験する。この間、ナイジェリア出身のヨルバ音楽の大御所、ババ・オラトゥンジ率いる、「DRUMS
OF PASSION」にゲストソロプレーヤとして参加。また、滞米中に
篠笛をほとんど独学、というか我流ではじめ、ろくに吹けるようにならないまま大胆にもニューヨーク地下鉄でデビュー。
足に鈴をつけ、「南部牛追い歌」、「あさどやゆんた」、「こきりこ節」、「与作」等を吹いて荒稼ぎする。
94年に帰国後は、自己のバンド「岡ばんど」を率いる他、小林陽一グッドフェローズ、
向井滋春、酒井俊、綾戸智絵、akiko、オレンジペコー等、様々なセッションで演奏する。
リーダー作には"KAIMA", "PRIVATE", "punch!"がある。
現在はサックス4人のアンサンブル”サキソフォビア”を中心に活動。
石川雅春
1959年1月2日生まれ。中学時代よりドラム演奏に携わり、大学在学中にプロとして活動を始める。梶原
順、青木智仁、小池 修と結成したバンド“SOURCE”として2000年に2枚目のアルバムをリリースするなど活躍を続ける傍ら、角松敏生、林田健司、小野正利ら多数のアーティストのレコーディングに参加。渡辺貞夫グループのメンバーとして国内外のステージに参加しているほか、小野塚
晃のバンド“DIMENSION”の強力なサポートメンバーとして、また角松敏生、島田歌穂、松原正樹ほか人気アーティストのバックバンドに加わり、精力的にライブ活動を行ない、06年には、窪田宏、勝田一樹らと結成したKKJAMのCDをリリースするなど、ジャズ、フュージョンシーンのトップドラマーとして活躍中。
ほんごさとこ
出身地:鹿児島県
高校卒業後東京にてスタジオコーラス、テレビ、ラジオ等のコマーシャルの音楽の仕事を始める、赤坂ボッカチオのハウスボーカリスト」となり与田照夫、西条孝之介、レイモンドコンデ他と共演する。
1994年: ビクター、フロムエー主催<原宿ロックミュージカル>の主役をつとめ、ラフォーレ原宿ミュージアムで公演
1996年: NHK?FMセッション96に出演、西条孝之助グル?プと共演
1997年: 境港ジャパンエキスポ 上海老年爵武士団と共演
1998年: 日本ジャズボーカリスト新人賞を受賞する。
1999年: 舞鶴ジャズフェスティバル、ジャズイン大磯等に出演。ラジオ日本(ダークダックスと歌う仲間達)SKYパーフェクトテレビ(藤村俊二のオヒョィ通り)等出演
2000年: 東京中野坂上ハーモニーホールで杉原淳とサラブレッズ、峰純子、井上良、水町理沙と共演し、コンサートライブのCDを発売する。
主な出演ライブハウス
六本木バードランド、御茶ノ水ナル、代々木ナル、横浜BAR
BAR BAR他ホテル、イベントで活躍中。
鳥居克成
1972年5月29日生 広島県出身
19歳でピアノを初め、20歳で上京。
東京コミュニケーションアート専門学校Keyboardコースに入学
国分輝幸氏(ソーバッドレビュー)に師事
Blues,Soul,Funk,Jazzなど基本から学ぶ。
卒業後都内LiveHouseを中心にバンドやサポートなどで演奏活動を行う。
98年にGroovyPop(バンド)で福田裕彦サウンドプロデュースのもとクラウンからデビュー。作曲、アレンジ、キーボードを担当。
アルバム一枚シングル一枚を発表するも一年後解散。
バンド解散後はサポートミュージシャンとして様々なアーティストのLive、レコーディングに参加。
2002年 ワールドカップ応援歌「翼をください」にキーボーディストとして参加。
2003年 J.アントニオのラテンアルバムのアレンジ、プログラミング、キーボードを担当。
2004年より因幡晃のサポートピアニストとして演奏。
2006年 荻野目陽子のアルバムにキーボードで参加。
他SOULSOURCEPRODUCTIONのプログラミング、Keyを担当。
TV東京『歌ドキ!』のアレンジ、キーボードで参加。
道下和彦(Guitar)
1960年8月13日、大阪生まれ。
'87年ボストンのバークリー音楽大学卒業。在学中より世界的ミュージシャン、小曽根真、タイガー大越、ゲーリー・バートンらと共演。米の音楽情報誌"Down
Beat"にも紹介されるなど好評を得る。1994年「You
can dream」をNYにて録音後、4作のリーダーアルバムをリリースするほか、辛島文男、佐山雅弘、村上寛など多くのレコーディングや海外ツアーに参加。永井敏克と“PowerJob"の結成、TVドラマ音楽、映画音楽、CM音楽の制作など、独自のスタイルによる活動は多方面にわたり、現在洗足学園大学の講師としても活躍中。
岡田佳大
1964年 大阪生まれ
大阪音大在学中にアート.ブレーキーに誘われNYに2年滞在し、様々なセッションに参加し、楽友伊藤望ともこの時期に出会う。帰国、卒業後、日野皓正グループに参加。以降、向井滋春、今田勝など多数のグループでライブ、レコーディングに参加し、メロディアスで繊細かつダイナミックな演奏で知られる。現在は嶋津健一トリオ、菊池康正グループなどで活躍する一方、コーラスグループサーカスのサポートを勤めるなどジャズのみならず、Pops,Funk,Rockなど幅広く活躍中。
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