ポッペンを吹く女/美山夏蓉子

Performance】
Kayoko MiyamaVoice, Piano & Electric Piano)美山夏蓉子

【収録曲】

1.  ミス越天楽 (Miss Yetenraku 2:05
2. やなぎ屋の女房 (Yanagiya No Nyobo 2:56 
3. 大団円 (Dai Dan Yen 1:06
4.  ポポンの女 (Popon No Onna 3:03
5.  ポッペンを吹く女 (Poppen Wo Fuku Onna 3:31
6.  難破船 (Nanpa-sen 3:54
7.  孤独 (Kodoku 7:34
8.  花ひらく今日このごろ (Hana Hiraku Kyo Konogoro 1:34
9.   躍動 (Yakudou 2:30
10. 迷路 (Meiro 1:52
11. 誕生 (Tanjo 6:37
12. 共振 (Kyoshin 3:13
All composed by Kayoko Miyama

total time 40:25

Label:Roving Spirits  発売日:2010.2.17
CD品番:RKCJ-2043 POS:4544873 02043 8
税込価格\2,000  税抜価格\1,905
発売会社:有限会社ローヴィング・スピリッツ  販売会社:バウンディ株式会社

Credit】
Produced by Kayoko Miyama 美山夏蓉子
Directed by Fumio Yasuda 安田芙充央
Recorded by Noh Sujeong 魯水晶 Fumio Yasuda 安田芙充央
Mixed by Fumio Yasuda 安田芙充央
Recorded at Genonsha Studio,Studio Efua
Mastered by Keiko Ueda 上田佳子

Cover Art by aki
Designed by Banana Spirits
Supervisor : Masahiro Tomitani 冨谷正博

オビヤビヤ/美山夏蓉子
OBIYABIYA/Kayoko Miyama

Kayoko Miyama(All Performances)美山夏蓉子
Fumio Yasuda (piano)Tr.12,13&14 安田芙充央
Sumiko Isobe (Cello)Tr.1,2,5&11 磯部朱美子

【収録曲】
1. Traveling  旅のはじめ  4:55
Kayoko Miyama(Vocals, percussions & whistles)
Sumiko Isobe(Cello) Fumio Yasuda(Drums)

2. A Sweet Dance Music  バトパハの夜  4:45
Kayoko Miyama(Vocals) Sumiko Isobe(Cello)
3. Mumblingly  ぶつぶつ  2:40
Kayoko Miyama(Vocals)
4.  Improvisation 1  やってきた  2:38
Kayoko Miyama(Voice)
5.  At Dark  夕暮れ時  2:58
Kayoko Miyama(Vocals) Sumiko Isobe(Cello)
6.  Improvisation 2  中国にやってきた  1:17
Kayoko Miyama(Voice)
7.  Let Me Sing  レット・ミー・シング  5:36
Kayoko Miyama(Vocals) Fumio Yasuda(Snare Drums)
8.  Improvisation 3  紐育にやってきた  0:47
Kayoko Miyama(Voice)
9.Skipping Rope  縄で跳ぶ  2:27
Kayoko Miyama(Vocals)
10.A・NO・NE  ア・ノ・ネ  0:57
Kayoko Miyama(Voice)
11.In A Sense  ・・・的  5:52
Kayoko Miyama(Vocal) Sumiko Isobe(Cello)
12.Red Shoes Blues  赤い靴を履いた 3:29
Kayoko Miyama(Vocal) Fumio Yasuda(Piano)

13.Home From Home  ここでもいいか  5:08
Kayoko Miyama(Vocal) Fumio Yasuda(Piano)
14.Home From Home( Take 2)   やっぱり、ここでもいいか  4:45
Kayoko Miyama(Vocal) Fumio Yasuda(Piano)
15.Traveling 2  旅のおわり  1:38
Kayoko Miyama(Vocals)

total time 50:06

Label:Roving Spirits 発売日:2009.1.21
CD品番:RKCJ-2039 POS:4544873 02039 1
税込価格\2,300 税抜価格\2,190
発売会社:有限会社ローヴィング・スピリッツ 販売会社:バウンディ株式会社

Credit】
Produced by Kayoko Miyama 美山夏蓉子
Directed by Fumio Yasuda 安田芙充央
Recorded by Fumio Yasuda、Sujeong Noh
Mixed by Fumio Yasuda   (Aug., 2008)
Recorded at Edition Efua Studio,  Genonsha Studio  (Feb.~July,2008)   
Mastered by Mas Anai (Cosmic Factory) 穴井正和

Cover Art by aki
Artist Photo by Toshitaka Ishizawa 石澤寿貴
Designed by Shinji Mezaki 目崎慎二
Supervisor : Masahiro Tomitani 冨谷正博

サークル・ステップ/美山夏蓉子
Circle Step/Kayoko Miyama

Kayoko Miyama (vocal) 美山夏蓉子
Dairo Suga (piano) スガダイロー(Tracks 1-3, 5,6, 8-11)
Tracks 4 & 7 : All performed by Kayoko Miyama

【収録曲】
1.  That is Your Time (Words & Music by Kayoko Miyama) 7:50
ザット・イズ・ユア・タイム
2.  Black Coffee (Words by Paul Francis Webster / Music by Sonny Burke) 5:35
ブラック・コーヒー
3.  The Beautiful Time (Words & Music by Kayoko Miyama) 6:34
ビューティフル・タイム
4.   Summertime (Words by DuBose Heyward / Music by George Gershwin) 4:54
サマータイム
5.  A Dance To The Wind (Words & Music by Kayoko Miyama) 6:26
ダンス・トゥ・ザ・ウインド
6. My Dear Friend (Words & Music by Kayoko Miyama) 4:19
マイ・ディア・フレンド
7.  Circle Step (Words & Music by Kayoko Miyama) 3:05
サークル・ステップ
8.  Ms. B.C. (Words & Music by Kayoko Miyama) 4:22
ミズ・ビーシー
9.  Straight, No Chaser (Music by Thelonius Monk) 7:13
ストレート・ノー・チェイサー
10.  Ruby, My Dear (Words by Sally Swisher / Music by Thelonius Monk) 5:03
ルビー・マイ・ディア
11.  Michel, My Angel (Words & Music by Kayoko Miyama) 4:01
ミシェル・マイ・エンジェル

total time 59:28

Label:Roving Spirits 発売日:2007.12.12
CD品番:RKCJ-2033 POS:4544873 02033 9
税込価格\2,500 税抜価格\2,381
発売会社:有限会社ローヴィング・スピリッツ 販売会社:バウンディ株式会社

Credit】
Produced by Kayoko Miyama 美山夏蓉子
Directed by Fumio Yasuda 安田芙充央
Recorded by Noh Sujeong 魯 水晶   Fumio Yasuda 安田芙充央(Track 7) 
Mixed by Masahiro Yamada 山田正弘
Recorded at  Studio 246(July 17-19, 2007), Efua Studio(July 15, 2007)
Mixed on July 25-27
Mastered by Mas Anai (Cosmic Factory) 穴井正和
Cover Photo by Jun Nakasuji 中筋 純 Artist Photo: Kayoko Miyama by Sato Q / Dairo Suga byMomoka Fujimoto 藤本桃可
Designed by Banana Spirits
Supervisor : Masahiro Tomitani 冨谷正博

【曲目解説】 by 美山夏蓉子

1. ザット・イズ・ユア・タイム 
「さあ、いよいよ時代は君のものだ。思いっきりやってみよう!」という応援歌。今回は「ここはあなたの時間だから、どうぞ好きなように、自由に使ってください。」ということで、それぞれがフリーにソロを展開する形にした。

2. ブラック・コーヒー 
相も変わらずいつになるか分からない浮気な男の帰りを、眠らずに待つために、ブラックコーヒーを飲み続け、たばこを吸い続ける。そして、そんなことを繰り返す自分に苛立っている女の孤独な気分をうたったスタンダード曲。

3. ビューティフル・タイム 
ある日、無邪気に遊ぶ小さなこどもたちを何となく眺めながら、もしかしたら将来、人間は今より少しは賢くなって、世界の有り様も今よりちょっとはマシになるかもしれない、と、ふと思った。その思いを曲にしてみた。

4. サマータイム 
複数の子守りたちによる子守唄というコンセプトでうたった。ところどころで偉大なジャズシンガーのつもりになっている子守りが何人か登場している。さて、誰と誰のつもりでしょう?

5. ダンス・トゥ・ザ・ウインド 
わが愛するブラピ(ブラッド・ピット)に捧げて作った曲。もし彼が私の目の前に現れて、「僕と踊ってくれる?」なんて、言われたらどうしよう、などと、妄想を膨らませながら作った。もし、本当にそんなことになったら、私は間違いなく失神する。

6. マイ・ディア・フレンド 
私を支えてくれた友人達への感謝の気持ちを込めて作った曲。生きていれば、しんどい時もある。そんな時に力になってくれた友人が苦しんでいたら、今度は自分が力になってあげる番だ。それが友情ってもんでしょう。

7. サークル・ステップ 
東南アジアのどこか山深い国の夜祭りをイメージして作った曲。人々の踊りの輪、ひとりひとりがくるくる回るステップ、人の一生はまるで円を描くようなもの、という連想からテーマの部分が生まれた。今回新たに、人間界の夜祭りをそっと覗いている、自然界の好奇心豊かな精霊たちをイメージした中間部を加えた。

8. ミズ・ビーシー 
私の憧れの存在であり、そして勝手に「心の師」と仰いでいるジャズシンガー、ベティ・カーターに捧げて作った曲。いつの日か彼女にこの曲を聴いてもらいたい、という願いも叶わぬうちに、彼女はこの世を去ってしまった。

9. ストレート・ノー・チェイサー 
あまりにも有名なセロニアス・モンクのブルース。何人かがテーマに歌詞をつけているけれども、タイトルの”アルコール度数を下げない飲み方”が表している「潔さ」に準じて、No Wordsでうたった。

10. ルビー・マイ・ディア 
セロニアス・モンクのバラード曲の中で、私が一番好きな曲。亡くなった恋人(モンク)を忘れられないルビーを友人が温かく励ましているという設定にした、サリー・スウィッシャーの歌詞も気に入っている。

11. ミシェル・マイ・エンジェル
若くしてこの世を去った天才ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニに捧げて作った曲。私は彼のピアノはもちろん、彼の作った曲が大好きだ。聴いていると心が浮き立つし、ときには、切なさが募ってきて思わず涙ぐんでしまう。まさに、彼は「私の天使」なのだ。

【プロフィール】
美山夏蓉子 (vocal)

  東京都立川市生まれ。牡羊座。幼少の頃よりクラシックピアノを習う。早稲田大学文学部在学中、『ニューオルリンズ・ジャズクラブ』に在籍。ジャズ・ヴォーカルに惹かれ、在学中よりプロ活動を始める。
 新宿『ピット・イン』、新宿『タロー』、横浜『エアジン』、六本木『アルフィー』、銀座『サテンドール』等に出演。
 1981年に来日中のピアニストで、エラ・フィッツジェラルドやカーメン・マクレェ等の伴奏者だったドン・アブニーに絶賛され共演を重ねる。
 1982年に下北沢『レディー・ジェーン』にて、ケニー・バロンと共演。同氏の勧めで渡米。N.Y.『アングリー・スクワイア』にてケニー・バロン3と共演し称賛を浴びる。また、ノーマン・シモンズに師事。
 帰国後、1990年自己のグループを結成。スタンダード曲にとどまらず、ノーマン・シモンズやシーラ・ジョーダン等に称賛された自身の作詞・作曲によるオリジナル曲、またマイルス・デイビス、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターの曲にも自ら詞をつけて意欲的に取り組む。
 1992年から渋谷『ジァン・ジァン』にて、恒例のライブ・コンサートを開く。1995年からは佐藤允彦(P)、加藤真一(B)、岩瀬立飛(Ds)のトリオのサポートを得、『ジァン・ジァン』閉店によるラスト・ライブまで、毎回多方面での大反響を呼ぶ。
 1995年N.Y.にてアキラ・タナ、ルーファス・リード、マーク・ソースキン、マーク・ターナー、クレイグ・ベイリーとオリジナル曲6曲を含む12曲をレコーディング。1996年サウンドヒルズ・レコードより初CD『ベスト・リガーズ』をリリース。
 1996年に『ジァン・ジァン』ライブと『ベスト・リガーズ』の成果を認められ、第12回ツムラ・ジャズヴォーカル賞奨励賞を受賞。
 2002年N.Y.で開催されたシーラ・ジョーダン&ジェイ・クレイトンのヴォーカル・ワークショップに参加。
 現在、都内・横浜を中心に、スガダイロー、淺川太平3らとのライブ活動を展開している。また自ら主宰する『B-HOT VOICE STUDIO』(2004年9月開始)で精力的にヴォーカルレッスンを行っている。

スガダイロー (piano)

1974年生まれ神奈川県鎌倉出身 魚座 B型。
幼少の頃よりクラシックピアノに親しむ。生物学者を目指すも其の道から逸れ、バークリー音楽大学に入学。帰国後は渋さ知らズや鈴木勲OMA SOUNDで活躍するバリバリのフリー・ジャズ・ピアニスト。若手主体のコンセプチュアル・フリーアヴァンギャルド・バンド『リアルブルー』リーダー。

Back to TOP